星野源は脳梗塞ではなく、本当はくも膜下出血だったって本当?

星野源さんは現在芸能活動をとても活発にされていて、テレビで見ていたら普通の健康な人のように見えます。
ですが実は星野源さんは過去に大きな病気を何度も経験されているんです。
…それも、完全回復できる確率はたった3%しかない、大病にかかっていたんです。
その病気とは一体どんな病気なのか?
そしてその病気の後遺症はあるのか?
詳しくお話していきます。
目次
星野源さんは脳梗塞だったのか?
星野さんが脳の病気にかかっていたことがあると知っている方は多いのですが、
肝心の病名まで詳しく知っている人は少ないようです。
脳梗塞?それとも脳腫瘍ではないかと
ネット上で憶測が飛び交っているのが現状です。
混乱されている方は、脳梗塞に2回かかっていると思われている方もいるようですね。
ですが私が調べた結果、星野源さんのかかった脳の病気は脳梗塞などではなく、『くも膜下出血』です。
くも膜下出血とだけ聞いたら脳の病気だとは思いにくいですよね。
実はくも膜下出血になるには一歩手前の『脳動脈瘤』という病気があるのです。
実は私の母親(52歳)も脳動脈瘤という病気を患っており、そのこともあってある程度知識があります。
詳しく病名と病気の違いについてご説明しますね。
星野源さんの病気は脳梗塞ではなかった!
脳梗塞って一体どんな病気なのでしょうか。
脳梗塞とは、脳の血管が詰まって血液の流れが突然止まってしまう病気です。
血液は突然流れが止まってしまうと数時間以内に脳細胞が死んでしまい、そこから元の状態に再生させることは大変困難だと言われています。
よくテレビでもタバコを吸い過ぎたり、脂っこい食事を取り過ぎたりすると血管がドロドロになるよ、と言われてますよね。
要は血管がドロドロになった行く末に血流が止まり、その結果起きる病気が脳梗塞なのです。
脳梗塞は一旦起きると重い後遺症が残ると言われています。
最悪の場合は死に至るというかなり危険な病気なんですね。
後遺症を軽減するためには、できるだけ早く救急車を呼んで処置してもらうこと。治療が遅ければ遅いほど命にかかわるので一分一秒を争う病気です。
(こういったことを調べると、救急車にはすぐさま道を開けてあげなければ!!と思いますよね)
今日本人の死亡の原因になる病気の第一位はがんですが、がんに続いて脳卒中が2位となっています。恐ろしい病気ですね。
脳卒中の中でも脳梗塞は最も死亡率が高く、後遺症は体の麻痺、言語障害、痴呆といわれています。
血液の流れが滞ってしまうと、酸素や必要な栄養素がいきわたらなくなり、そこから障害が残ってしまうんですね。
脳卒中とは病名ではなく病状のこと
脳卒中というとよく勘違いされるんですが、脳の病気の名前ではありません。
病名ではなく症状を指しています。
脳に害をきたすことを脳血管障害というのですが、その障害が突然起こる場合を脳卒中と呼んでいます。
脳卒中の種類は、さきほどお話した脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などに分けられます。
星野さんがかかった病気は脳動脈瘤とくも膜下出血だった
星野源さんは脳梗塞ではないことをお話しました。そして正しい病名はくも膜下出血だとも伝えましたが、くも膜下出血とは脳動脈瘤がひどくなった後の結果なのです。
まず脳動脈瘤がどういう病気かというと、脳の血管の中にコブが出来ます。
何かしらの原因で血管自体が膨らみ、血液が凝り固まってコブ状になるんですね。
そしてこれまた厄介なことに、血液の流れをこのコブが邪魔してしまいます。
スムーズに血液が流れなくなってくるんです。
そしてこのコブが破裂した際に脳の中に血液がブワッと広がる症状をくも膜下出血と呼びます。
くも膜下出血は、発症したら約半分の確率で死亡すると言われています。なので血管が破裂したらおしまいだとも言っても過言ではない病気なんですね。
死亡を免れたとしても、のこり50%の確率はほぼ後遺症が残ると言われています。
後遺症としては半身麻痺や、ろれつが回らないなどが挙げられますね。
ここまで怖いことを話してきましたが、実はくも膜下出血自体は予防することができます。
事前にMRIなどで自分の脳を輪切りにした写真などで血管に異常がないかを検査することができます。
そしてMRIでチェックした際に脳動脈瘤が発見されれば、その血管のふくらみ具合によっては即手術することも可能なのです。
血管が2~3ミリですとまだ手術が出来ないと言われてしまうこともあるのですが、4~5ミリと大きくなってくると、足の付け根からカテーテルというコイル状のものを通していき、脳の血管のコブの中をコイルで埋めるという手術ができます。
もしくは、クリップで破裂する前に止める手術も出来るそうです。
ですが事前に脳動脈瘤の存在を知らなかった場合…。
星野源さんもそうだったのですが、何も脳の異常を知らない状態で急に血管が破裂してしまうこともあります。
そうなるともう大変です。
血管の破裂は怒ったり興奮させたりして血圧が上がると起きやすいのですが、星野源さんの場合は拍手をしていた途中だったそうです。
「なんの前触れもなく、突然バットで頭を殴られる」ような衝撃と例えられることが多く、視界がぐにゃっと歪んだかと思えば激しい頭痛、そして気絶・嘔吐をすることが多いようです。
他にも突然倒れたと思ったら”いびき”をかいて寝てしまう場合も要注意です。
今まで起きていた人が突然いびきをかいて倒れてしまうのは、異常事態なのです。
引用:http://kwsklife.com/subarachnoidhemorrhage-genzai/
星野源さんの場合はすぐに救急車で運んでもらい処置してもらうことができたからこそ、今もこうして後遺症もなく元気に活動できているのでしょう。
くも膜下出血は女性の40~60代に多いと言われており、男性の星野さんがなるのは珍しいことではあるのですが(しかも30代なのでとても若い)、この記事を読んで心配になられた方はすぐにでも健康診断・脳ドッグに行かれることをおすすめします。
特に家族の中で脳動脈瘤になっている人がいる場合は、遺伝している可能性が高いです。
1年に1回は脳ドッグでMRI検査を受けた方がいいでしょう。
星野源さんがこのくも膜下出血になったのは2012年12月16日のことでした。
現在も後遺症はなく元気に活動されているみたいです。当時はリスナーさんから「手は大丈夫ですか?ギターやマリンバは今まで通りにできますか?」と心配されていたようですが、星野さん本人も「大丈夫ですよ。全然動きます、何の問題もなく。」と話されていました。
それ以降再発防止もされていることでしょうから、少しはファンとして安心できますね。
星野源さんのかかった病気になりたくない!というアナタへ
源さんは奇跡的に後遺症もなく完治していますが、普通であれば半数が半身不随・半数が死亡すると言われています。
脳卒中はそれだけ怖いのです。そうならないためには、血液をサラサラにして予防するに他なりません。
この病気は誰もがなる可能性があり、私たちは星野源さんがくも膜下出血で倒れたという事実から、「自分にも病気の可能性があるんじゃないか?」と気付かせてもらえていると思うんですよね。
なぜなら普通の人は誰かがくも膜下出血という病名すら知らないまま、ある日突然病気になるものだからです。
そこで、今の自分は血管や血圧に問題がないかまずチェックすることが重要なのです。
今からリンクを貼っておきますが、これは治験ボランティアといって、無料で血圧の検診を受けることが出来ます。
お金をかけずに血圧の検査が受けられるサイトのリンクです。
普通に検査を受けると4,000円程度の費用がかかる人間ドックレベルの約50項目の臨床検査項目を無料で受けられます。
検査を受けるだけはタダですから失うものは何もないです。
このタイミングで検査だけ受けておこうと思われる方は、受けるのもありですね。
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また、血圧の検査に行かなくても今すでに血液がドロドロであると自覚がある方は、血液をサラサラにしていかなくてはいけません。
日常の中で、だるい、痛い、冷えなどの症状があれば、血液の状態を疑った方がいいですね。
というのも血液の流れが悪くなると、栄養がうまく体中に届かなくなるからです。酸素や栄養も運ばれず、老廃物がたまりやすくなります。
すると、体は重たくなり頭もうまく働かず、肌もボロボロになっていきます。
納豆とキムチを簡単に摂取することができるサプリメントがおすすめです。
星野源さんのように、突然倒れて生死をさまようようなことがないように、予防を一緒にしていきましょう。
脳腫瘍や脳梗塞ではなく、脳出血
ネット上では脳梗塞なんじゃないかとか、脳腫瘍だとか噂されていて、本当のところはどの病気なんだ?と混乱されている方が多かったです。
すみません😢⤵️⤵️
源ちゃんはくも膜下出血でした😭— AKIKOGen (@akiko_gen) 2018年4月12日
FF外からすみません、星野源ファンの者ですが星野源さんの病名は脳梗塞ではなく、くも膜下出血です。違いがわからなければググって下さい。
— れっど (@nori_norippe) 2017年3月20日
Twitter上でも勘違いをされている方が多かったですね。
ちなみに脳出血は正解です。脳出血というカテゴリーの中の、くも膜下出血なので。
星野源さんがかかった病気の原因は?
脳動脈瘤の原因について調べましたが、はっきりと『これが原因だ』というものはわかりませんでした。
もしかすると、誰にでもなる可能性はあるのかもしれません。
脳動脈瘤を引き起こす一つの原因としては、喫煙と言われています。あとは高血圧です。
どちらにせよ、スムーズに血液を流さなければいけないので、血液がサラサラになる食べ物を積極的に摂る、適度に運動することが大切です。
星野源さんは他にもパニック障害という病気を患っていた
今回脳動脈瘤&くも膜下出血という大病にかかっていたことがわかったと思うのですが、実は過去にいじめが原因のパニック障害も患っていたそうです。
今この人気ではまったく想像もつかないのですが、小学生の時にいじめにあっており、それが原因でパニック障害になったそうですね。
小学生の時の源ちゃん…想像するとめちゃくちゃ可愛いのでは!?と思うのですが、いじめるようなひどい生徒が居たんですね。信じられません。
パニック障害は小学校~高校になっても改善されておらず、不安神経症という病気にまで進行し、ついには家から出ることができなくなってしまったようです。当時は精神安定剤も服用されていたそうなので、相当きついいじめにあっていたんですね。
情熱大陸で語られていたエピソードですが、これ以降にはこの話について触れておらず、詳細はわかりません。
今こうして大人気でガッキーと共演出来たり、素晴らしい人生なのでいじめていた人に良い形で仕返しできてるんじゃないでしょうか!
星野源さんはモニカ病という病気にもかかっていた
星野さん、ほんとに沢山病気にかかっているんですね…。
このモニカ病は、星野さんいわく「睡眠時にお尻の辺りが強烈に痛くなる」そうです。
調べるまでわからなかったんですが、モニカ病という病名は正式名称ではありません(笑)
星野源さんが勝手になづけている病気なのですが、これは『突発性肛門痛』ではないかと言われています。
あまりの痛さと驚きで、その痛みに耐える時の様子が吉川晃司さんのモニカの時のポーズに似ていたためそう呼んでいるみたいです。
引用:https://middle-edge.jp/articles/Ng2D8
この突発性肛門痛は見た目にも何も問題はないそうで、星野さんは病院の先生にお尻を診察してもらったにもかかわらず「特に何も変わったことはないね」で終わってしまったようです。(恥ずかしい思いをしたのに辛いですね^^;笑)
未だに原因は不明だと言われることが多く、起きている時ではなく寝ている時におこる病気みたいですね。
原因はストレスや疲れや便秘などではないかと言われています。
星野源さんはくも膜下出血で倒れた時もそうでしたが、毎日目まぐるしいスケジュールで動いているそうです。
あまりにも忙しすぎると体を休めてあげる時間もないでしょうし、適度にストレス発散と休憩をしていただきたいものですね。
まとめ
星野源さんの今までかかってきた病気についてまとめてきましたが、本当に色々な病気にかかっていますね。
・星野源さんの病気は脳梗塞ではなく、脳動脈瘤からのくも膜下出血である。
・小学生の時にいじめが原因でパニック障害にもなったことがある。
・パニック障害は高校生になっても改善されず、不安神経症という病気にまで進行していた。
・夜中に突然お尻が痛くなる、モニカ病(おそらく突発性肛門痛)にもかかっていた。(今は完治されたのかは不明です)
いま俳優業、歌手業、執筆者として色々な顔をもち、たくさんのスケジュールをこなしている源さんですが、笑顔の裏にはそういった苦労も乗り越えられてきているんですね。これからも健康で活動していただきたい次第です。
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